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映像クリエイター 今福彩夏が自らの言葉で発信
ブログを通じて、映像やaimoveとみなさんの距離が縮まれば嬉しく思います

ピアニスト中村天平さんのヨーロッパツアーに合流して、気付けばもうすぐ3週間。

最初に降り立った、オランダ・アムステルダムからイギリス→アイルランドと移動し、
ぐるっと回って再びイギリスに帰ってきました。

今更ながら、出発時に書いていた自分の気持ちを投稿します。

以下、飛行機の中で書いた文章↓(ちょっと長いです)

 


 

8/19、ただいま乗り継ぎ先であるシンガポール行きの飛行機の中。

準備に慌ただしく、あっという間に出発でした。

色んな人から、メッセージやお守り等をいただいて改めて支えられているな、と感謝。

普段と同じ感覚で飛行機に乗り「よし、仕事行ってきます!」という心境。

雨が降っていた大阪を飛び立ち、
雲の上から見る景色は、一段と綺麗に。

ここで改めて、今回、天平さんのツアーを撮りたいと思った理由をまとめてみようと思います。

まずは、直感。
いきなりアバウトな理由ですが、本当に大きいです。
冬に上杉真由先生にお誘いいただいた公演で、初めて演奏を聴いた時、「あ、いつかこの演奏を撮ってみたい」と思いました。

それから数ヶ月後、本当に演奏を撮る機会をいただけるとは思ってませんでしたが。

普段出掛けているとき、
「あ、今のここの、この感じ綺麗!カッコいい。」と、ピンポイントでいうことがあります。

私の好きな表現は、言葉で表すと、
「カッコいい」「綺麗」
この辺りです。
とは言え個人の感覚なので、どういうものに対して、そう感じるかは人それぞれですが。
「かわいい」ではないんですよね。

好きな色は
青、緑、白、黒、赤、この辺り。濃いめの。
ピンクとか淡い感じではないかな。
だから、コントラストの強い夏の自然の景色は好きですね。

私は音楽のことは詳しくないですが、天平さんの演奏から、どこかこれらに当てはまる印象を受けました。


(8/21、Dublinでのストリートより)

そして、ヨーロッパ全カ国ツアーという異国の地で行われる「挑戦」をする姿を、
個人の挑戦で終わらせるのでなく、多くの人に届けて感じてもらうためには「映像」で伝えるのがベストだと感じました。

私自身、まだまだ経験は浅いですが、しっかりと覚悟を決めてカメラマンという道を進んでいる身。自分の撮った映像でそれができるのは、本当に幸せなことです。

小学校卒業の作文に書いていた文章。

「私の夢はプロのカメラマンになることです。
私の撮った映像がテレビに流れて、色んな人に見てもらえたら嬉しいです。
あと、友達とかでモデルや芸能人になる人がいたら私が撮ってあげたいです。」

こんなことを書いてました。

映像を通じて届けたい。幼い頃からそう思っていた自分がいるようです。
自分に見えたものを、誰かの頑張ってる姿を。


(8/21、Dublinでのストリートより)

さて、気付けば窓の外は不思議な景色です。

隣には、真っ黒な空間を飛ぶ飛行機の翼。
上を見ると、これでもかと言わんばかりの満天の星空。
そして、遠くの下の方には真っ赤に輝く大きな月。

私自身にとっても、また新たな成長の一歩となるであろう旅。
「映像」としっかり向き合ってきます。


 
この3週間で既に、たくさんの景色を見て、経験し、多くのことを吸収しました。
毎日、朝から晩まで撮影、映像と向き合う日々ですが、
自身が学んだこと、感じたことも少しずつ整理していきたいと思います。

中村天平さんHP

ヨーロッパツアーについて

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